個人事業主は名刺を作成しよう
「個人事業主には名刺は必要ないのではないか?」
と考えている方はいらっしゃいます。
確かに、普通の営業職のサラリーマンと比較してみると、
個人事業主は名刺交換の頻度が少ないかもしれません。
それでも、名刺は事業を行う上で自分の顔とも言える存在ですし、
既存顧客や取り引き先の人間と名刺交換を行う機会があるかもしれないので、
事前に作成しておいた方が良いのです。
ビジネスにおいて名刺を持っておくのは基本中の基本ですし、
名刺がないだけで信用を失ったり、常識のない人間だと思われたりします。
ただでさえ個人事業主は法人よりも信頼に欠ける傾向があるため、
名刺を作成しておいた方が良いのはお分かり頂けるはずです。
個人事業主の名刺と言っても、普通のサラリーマンと同じように作成は可能で、
まずはどのような内容を記載すれば良いのか洗い出してみましょう。
氏名や役職、連絡先といった情報は最低限載せなければなりませんし、
必要に応じて住所や会社のサイトURLなどを記載していきます。
名刺の中に記載する情報を考えた後に、
自分の事業のイメージと合うようなテンプレートを選んで作成に取り掛かるべきです。
Adobeから提供されているIllustratorやPhotoshopといった
グラフィックデザインソフトで名刺は簡単に作成できるものの、
個人事業主の方は自分の事業に時間を割きたいと考えるかもしれません。
名刺のデザインを決めるのに数週間も費やすのは勿体無いので、
個人事業主の方は名刺の作成を業者に依頼するべきです。
個人事業主の方に人気を得ている業者はVistaprint(ビスタプリント)で、
テンプレートの種類が豊富だからなのではないでしょうか。
自分のイメージとピッタリなデザインの名刺が見つかるはずですし、
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■個人事業主の名刺の肩書きについて
ビジネス名刺を作成するに当たって
美しい仕上がりや出来栄えといったデザインは重要で、
個人事業主でもサラリーマンでも同じことが言えます。
しかし、名刺の中に記載されている項目に不備があっては全く意味がないですし、
個人事業主の場合は肩書きに注意が必要です。
「会長」や「代表取締役」、「事業本部長」や「課長」といったように
役職に応じた肩書きがあり、名刺の中に記載していきます。
その際に、「取締役と付く」「〜社と付く」肩書きは、}
個人事業主の方は使用できないのです。
「自分が社長だから代表取締役でも良いのではないか」と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、
この肩書きは株式会社や有限会社のみで、個人事業主だけではなく
合資会社や合同会社でも使えない決まりとなっております。
そのため、個人事業主の方が名刺に肩書きを記載する時は、
「代表」「代表者」や「〜コンサルタント」といった職種に近い表現を使用しましょう。
■個人事業主の名刺に住所は必要?
オフィスを構えないで事業を経営している個人事業主の方で、
名刺に住所を載せた方が良いのか悩むかもしれません。
自宅の住所をそのまま載せるのはプライバシーの観点で抵抗があるはずですし、
名刺の中に住所が記載されていなければ間違いなく印象は悪くなります。
「たかが名刺」と考える方は多いものの、名刺は自分の顔とも言える存在ですし、
自分が貰う立場になった時に住所が入っていなければ違和感を覚えるはずです。
かといって、女性の個人事業主の方は特に、
自宅の住所をそのまま載せるのは好ましくないでしょう。
そこで、「自宅住所が記載された名刺と記載されていない名刺を相手によって使い分ける
「バーチャルオフィスを活用する」という対策が適しております。
バーチャルオフィスとは、起業して事業を始めるに当たって、
格安の料金で住所やFAX番号などをレンタルできるサービスのことで、Karigo(カリゴ)などが有名です。
個人事業主やフリーランスの人は出費を増やしたくないと考えるかもしれませんが、
住所の記載のない名刺は信用度が確実に下がるので、必要経費だと割り切るようにしてください。